【釣果25匹】秋限定のハゼ&アオリイカ!短い秋を楽しもう
最近「秋が短くなったな」と感じませんか?
つい2週間前まで30℃越えのニュースが流れていたと思ったら、今はすっかり朝夕は肌寒く、気づけばすぐに冬の気配も。
そんな限られた秋こそ、ハゼやアオリイカといった「今しか楽しめない釣り」を満喫するチャンスです。
今回はちょっと厳しい状況ながらも、短い秋を逃さず楽しむために、現場で試した攻略法を3つご紹介します。
目次
狙うは今日もゴンザレス
今日も狙いは良型(15㎝以上)のハゼ。
嫁は1箇所からあちこち探る投げ釣り。私は逆に自分があちこち歩きながら探る延べ竿で狙います。
到着したポイントは、すでに先行者の方が2〜3人みえ、ちょっと苦戦の予感。
1投目。いつもならサイズの大小問わずアタるポイントで、反応なし。
これはちょっといけませんねぇ。
攻略法① まずは広く探り、竿抜けポイントを探せ
すぐさま作戦変更。
餌を大きめに付け、仕掛けを振込み着底。5秒待ってアタリがなければ20㎝程度動かしてまた5秒待つ。
これを繰り返してできるだけ広く探り、竿抜けポイントを探ります。
前回同様極小ヒイラギやチンタの猛攻もありますが、これも対応済み。
合わせると餌が取れてしまうので、細かいアタリは無視。
ゆっくり竿先を聞き上げて仕掛けを動かし、重みを感じた時だけ即合わせです。
これでポツポツ拾え始めますが、先行者に抜かれてしまったのか、ハゼの居場所を見つけても、連発しません。
手前の岸沿い、沖といろいろ仕掛けを振り込んでハゼを探していきます。
攻略法② 竿抜けポイントを見つけたら、集中砲火
日が傾き、そろそろ終わりかなぁと思った頃、ようやく1級竿抜けポイント発見。
橋のたもとで護岸に草が生い茂る、竿を出しにくい場所。
1匹目は12㎝とそれ程ではなかったのですが、半径30㎝くらいの場所を集中的に攻め、キープサイズが怒涛の5連チャン。
やっぱりハゼが溜まっている場所を見つけるのが重要ですね。
連チャンを楽しんだところで私の餌が無くなり、ハゼの部終了。
釣果は嫁が釣った17㎝の2匹を含め、25匹とまずまず(13㎝未満はリリースしています)。

夕マズメはアオリイカ狙い!墨跡に期待が膨らむ
夕方は河口近くの堤防に移動し、アオリイカに挑戦。
あちこちに墨跡が残っていて、ここ最近釣れていた雰囲気。ただ水の濁りが強く、雰囲気とは裏腹に反応はゼロ。
前回同様、根魚に狙いを切り替えますが、こちらも濁りの影響で反応はイマイチ。
ブレードを付けた5gのボトムドライブ(ジグヘッド)に、シャッドテールのワームを巻いては落としを繰り返しますが、釣れてくれるのは、20㎝のキジハタ。
釣れないよりは良いのですが、濁りのせいか障害物のキワキワを引けた時にしかアタりません。
3匹釣れたところが薄暗くなり、再びエギに戻します。
攻略法③濁ったら「ピンスポット」 小さくシャクるのが吉?!
いつもなら反応があるポイントにキャストしますが、やはり濁りの影響か、全く反応は無し。
ではこんな濁りの中、アオリイカが身を潜めていそうな「ピンスポット」はどこか?
河口の流れのヨレ、「その後ろ辺りにいるのでは?」と予測しキャスト。
エギが着底。
あまり大きくシャクるとイカがエギを見失うと考え、小さく2回シャクリ。
フォールさせていると竿先がグニュ〜と重くなり、小さく合わせると来ましたアオリイカ♪

小型ながら1杯をキャッチ。
「これで時合突入か?!」かと思いましたが、その後は沈黙。
30分ほどですっかり暗くなり、本日終了となりました。
まとめ:秋は短い!行けるうちに「季節の釣り」を楽しもう
今回の釣行では、
・ハゼ:最大17cmを含む25匹
・キジハタ3匹(小型)
・アオリイカ:1杯(小型)
先行者や濁りといった厳しい状況でも、なんとか釣果をまとめることができました。
特に印象的だったのは、なんといってもアオリイカ。ポイントやシャクリ方を考え、狙って釣った感満載の1匹でした。
近年は秋が短く、タイミングを逃すとすぐに冬モード。気温が下がる前の今こそ、ハゼやアオリイカなどの「秋のターゲット」を楽しむ絶好のチャンスです。
「そろそろ行こうかな」と思っていた方は、ぜひ早めの釣行を!
家族との週末釣りにもぴったりなシーズンですよ。

