Designed by Apple in California

「Designed by Apple in California」
それは、WWDC 2013で強調された言葉。
そして今、Appleが全世界に対して発信しているメッセージ。
ネット上では、「単なる課税回避批判に対する策だ」との声も上がっています。
今年5月21日、Appleのティム・クックCEOが、アメリカ議会上院の公聴会で証言した
こともあり、今回の言葉を、そう取られても仕方ないでしょう。
特に新Mac Proに印される「Designed by Apple in California Assembled in USA
(組み立てもアメリカでやるよ)」は、まさにそう捉えられても仕方がないことでしょう。

※Appleホームページより。
ただどうしても引っ掛かることが1つ。
それは、この言葉には「ジョブズからの巣立ちと、独り立ちへの決意」が秘められている
のではないかと思います。
スティーブ・ジョブズが亡くなってから1年9ヶ月。当初は、向こう3年間のロード
マップをジョブズが残したとも噂されましたが、技術の進歩が早く、大きな革新も起こる
IT社会。ジョブズのロードマップが、今も通用するのかどうかは分かりません。
今後発表されるApple製品は、「ジョブズの頭の中でデザインされた物ではない。」
「カリフォルニアの地で、ティム・クックを始め、我々Appleの面々(クレイグ・
フェデリー、ジョナサン・アイブ、フィル・シラー、ロジャー・ロズナー、エディー・
キュー他)が、一丸となって、デザインするんだ!!」
という、強い意志の表れではないか。私はそう思えてなりません。
もともとジョブズの頃から、スペックではなく人々の生活の中を、どのように快適に
していくのかを考えていたApple。
(iPhoneのTVCMで、ナレーションもなく、結婚式に望む花嫁の姿を、FaceTimeで遠く
離れた親戚に見せているCM、覚えている方も多いですよね)
今後、1つの「Yes」を導きだすために、カリフォルニアの地で、多くのApple社員達が
100の「No」を積み重ね、私達の生活を一層輝かせてくれることを願っています。
ちなみに。
今回iOS7でも、Safariのアイコンに、引き続きコンパスが採用されるようです。
でもなぜコンパスが北東を指しているんですかね?

※GoogleMapより作成
赤道と日付変更線が交差する位置を世界の中心とすると、北東の方角にあるのは…、
そう、カリフォルニア=Appleがあるんです。
もともとSafariとは、「探検」「冒険」「旅行」の意味。
広いネットや革新が大きいITの世界を探検し、旅行するにために、まず寄らなければ
ならない(使わなければならない)のはカリフォルニア=Apple。
もしくは、進むべき方向は、我らがApple。ということを意味しているかもしれませんね
(o^-^)b

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