竿抜けを探せ!!

さてさて。今日は久々に、揖斐川上流への釣行です。
雪代も終わり、そろそろルアーに反応してくれる時期だよね〜と、あちこちでミノーを
引くがさっぱり…(-д-;)
エサ釣りに切り替えるべく、川虫を採ろうとしたものの、川虫がおらず悪戦苦闘…(-д-;)
「エサが採れないなんて、イヤよ…」と、半ベソかきながら、岸近くの落ち葉が溜まって
いそうな箇所を中心に川底の石を蹴っ転がし、20分程かけてようやく数匹確保。
思った以上に時間を潰してしまったので、一気にお目当ての瀬のポイントに移動するが、
あら残念、先行の方が1人、お目当ての場所に見えます。
「まぁ、暗くなるまでには少し時間もあるし、様子でも見ますか」と下流に入り、開き
の底石周辺を打って行きます。
3投目。対岸から流芯部へのカケ下がり、その際でぬるっと目印が動き、合わせると、
ビビビっと魚の感触。「でもまぁあのアタリはウグイでしょ」と一気に引き抜くが、
タモに収まったのは、あらっ、20㎝程のアマゴ(*^-^*)「幸先良いねぇ♪」
しかしそれから、開きに入っている沈み石の頭、上流の瀬から淵にかけてに点在する
沈み石の横などなど。動ける範囲で上下へ立ち位置を変え流すが、反応はなし。
20分程すると、上流の方もあちこち投げて反応がなかったのか、「さっぱりやねぇ。
もう帰るわ」と場所を開けてくれました。
さぁ、ここからが本番。はやる気持ちを抑えつつ、ポイントを休ませるためにも、
一等地は後。瀬の終わり部分の手前から、落ち着いて少しずつ釣って行きます。
瀬の終わり、淵になり始める沈み石の手前でエサを浮かして、コツンっとゲット♪
徐々に釣り上がって行き、肝心の一等地。何度も何度も層を変えて流しますが、反応なし。
ちょっと気分を変えて手尻を長くし、対岸付近を流すと、ググっと目印が引き込まれ、
良い型ゲット♫

「おぉ〜。今日は竿抜けを探さなきゃなダメだなぁ」と、もう一度淵に戻り、足下、
なかなか他の方が竿を出さないであろう、岩盤の際を狙ってみる。
上流に振り込み、手前の低木に引っ掛けないよう、かと言って筋を外さないよう、慎重に
竿を操って流す。仕掛けが馴染み1m程流れ、大きな底石を通過した瞬間、フッと目印が
止まり、合わせると「グンッ」弧を描いて、竿先が止まる。
「根掛かり?!」と思った瞬間、ゆらぁ〜と動き始め、「あっ、デカい」と判断。大暴れ
されないよう、少しテンションを緩めて中層を泳がせる。10秒程で首振りがなくなり、
落ち着いてきたかなぁかと思いきや、じわりじわりと手前手前と泳いで来る!
「やべぇなぁ」腕を伸ばして手前に寄らないようにしますが、それでも寄って来て、魚も
こちらの気配に気付いたんでしょう、そこから一気に加速し底石へ突入!!
「ひぃやぁ〜」1歩前に踏み出し、岩盤ぎりぎりの所に立って、腕を目一杯伸ばし、底石に
擦られないよう、必死に耐えます。3回目の突入をかわされた魚は、一気に下流にダッシュ!!
「ひょえぇ〜」今度は手前の低木に糸が引っ掛かり、「切れるな〜」と叫ぶ(; ̄□ ̄)!!
左手で竿を寝かし、糸が外れるよう、必死に右手で低木を揺する。
幸運にも、魚が流芯に向かって泳ぎ始めてくれたおかげで糸は外れ、とりあえず一安心。
キズついた糸が切れないよう、無理をせず、中層を泳がせながら、ジワリジワリと下流の
低木がない岸際に寄せ、無事ネットイン。
はぁ〜、綺麗なイワナです。

本日はこれにて終了♪
竿抜けを狙えば、まだまだ良さそうですね。エサの確保が大変だけど。

次の記事

鮎ぅ〜(o≧▽≦)o