兵どもが夢の跡
兵どもが夢の跡。
さて、昨日の郡上踊り 踊り納めをもちまして、(昔をどりや白鳥の変装コンクールもありますが)
今年の踊りが終了しました。
今年も、踊りに付き物の下駄もたくさん履き潰しました(^ ^ゞ
去年使った下駄で、「そろそろ鼻緒が切れそうかなぁ」という物を、徹夜おどりで鼻緒が切れるまで
酷使し、天寿をまっとうした物。
お囃子とズレた踊りを正すために、「カチーン、カチーン」と蹴り込み、買った早々歯が飛んだ物。
もう少しは履けるかなぁと思ったものの、蹴り込みに絶えれず縦に割れてしまった物。
真夏の熱い熱い夢が終わり、夢の跡達は、その情熱を雄弁に語ります。
徹夜踊りの時にも書きましたが、今年は郡上踊り保存会の先生方からご指導賜り、正調郡上
踊りを体得したく、白鳥踊りそっちのけで、ひたすら郡上に通い込みました。
「引き手が足りない」
「足(の動き)が違う」
「手の動きは川の流れのように」
「手の平の角度が違う」
ご指導賜った箇所を直すべく踊り込んで、「あれっ? ここはどうするんだっけ?」と分からない
箇所が出てこれば、すぐに先生方に伺ってご指導を賜り、また踊り込む。
今まで踊ってきた型を崩すというより、正しい踊りを上書きするよう、今までは休憩していた曲も
「う~ん、なかなかできない」「あっ、今出来た」と心の中でつぶやきながら踊り込み、例年
以上にない、濃厚な時間となりました。
不躾な質問にも関わらず、ご丁寧にお答え下さった先生方。
遠目で見ながら、「ここは、こう」とご教授賜った先生方。
「見とれんわ」と通りすがったものの、戻ってこられてご指導下さった先生方。
今までにない充実した時間を過ごすことができ、誠にありがとうございましたm(_ _)m
また常連の皆様、初めてお声を掛けて頂いた方々、ごあいさつを頂いた方々、長い長い32夜、
大変お疲れ様でした。
来年までには、もうちょっとはマシなるよう、練習しておきます(^ ^ゞ