鮎。釣り納め

9月21日。
来週の週末は予定があるため、本日が鮎最終戦。
いつもは早朝から釣り開始なんですが、朝晩肌寒くなり、今日はゆっくりめ
の出漁です。
「どこにしようかな〜」と途中車を止め、様子見しながら北上。
何カ所か見て回りましたが、いつもの大和のポイントで、淵尻から瀬の絞り
込みで、鮎達がキラキラと盛んにコケを食んでいるのを発見!!
「やっぱりココだね(*≧艸≦)」と場所を決定。
大急ぎで着替え、オトリを買いに走ります。
しかし帰って来た時には、残念ながら既に1人の方が竿を出されていたので、
仕方なく100m程上流の瀬に入ります。
オトリを入れて15秒待ち、反応がなければ次のポイントと、あまり粘らず、
広く探る。
開始後10分。「掛からないなぁ」とスッとオトリを上げた動作に反応した
のか、「グンッ」と竿が引かれ、ようやく1匹目ゲットσ(^_^;)
しかし後が続きません。
徐々に下流に移動し、瀬を狙いつつ、淵に入るチャンスをうかがいます。
そして小1時間程した頃、淵の人が移動し始めたので、即座に直行。近くに
来たら身を屈め、こそ〜っと近づきます。
静かにオトリをセットし、絞り周辺に入れ、泳がせますが、反応なし。
「ならば」とオトリをぶん投げ、絞りの上に投入。そこから岩盤際を泳がせ
ると、程なく「ガガガッ」と目印が上下し、来ました来ました(^-^)v
ちょっと小振りながら、キレイな鮎です(*≧艸≦)
しかし、この野鮎をオトリにし、同じコースを泳がせますが、反応なし。
「ならば」と、コースを変え、3回、4回と上らせますがアタリはなく。
立ち上がって淵を覗き込むと、鮎達のキラメキも見えないため、場所移動。
「う〜ん。じゃあトロ」
と、瀬の上まで戻り、トロを狙って1匹追加。
「今度はこっちのトロ」
と再び瀬の下のトロまで歩いて行き、1匹追加。
行ったり来たりで、歩いた割には鮎が釣れません。
お日様が雲で隠れ始めた4時過ぎ。
釣ってても肌寒く、皆さん川から上がり始めます。
「どうするべ…(-д-;)」
瀬? 淵? トロ? 場所移動?
グルグルと頭の中を巡りますが、「う〜ん。私は瀬が好きだし、こう
なったら、この瀬と心中だね」と玉砕覚悟で初めに攻めた瀬に入り直します。
今度狙うは、勝負の早い段差の袋。
45㎝四方、白泡の袋にオトリをぶん投げ、スッと沈めると「ガツーン」
即掛かり∑(゚Д゚)
オトリを付け替えその隣。今掛けた流れが対岸に向かう筋にオトリを入れると
「ビューン」目印が吹っ飛びます。
「何々、いるじゃん(*≧艸≦)」
同じような箇所を次々打って行くと、水中バレや抜き上げ途中のポロリも
あるものの、バンバン反応があります。
「回りに人っ気がなくなると掛かるもんだねぇ♪」
何となく気になり、今度はパッと見たいしたことのないヒラキに入れると、
「ズドーン」と目印が吹っ飛び、竿は弧を描く。
しっかり竿をため「うりゃ〜」と引き抜いたのは24㎝の良型。

「ありゃ。入れ掛かりじゃん♪」
一人川原で笑いが止まりません(*≧艸≦)
そして極めつけは、岩盤際の流れ。
屈んで、こそ〜っと近づいて、目の前2mの瀬の中のわずかなタルミにオトリを
ポチャンと入れる。
2秒後。
「バキューン」と2m以上目印は吹っ飛び、一瞬何が起こったのか分からず。
下流のヒラキで、水面から顔を出したオトリ鮎が右へ左へ、上へ下へビュン
ビュン振り回され、立てた竿に、今までにない重みを感じ、ようやく野鮎が
掛かっていることに気付く。
「ありゃ〜★ ぶん回されているオトリ鮎の『やめて〜』と言う悲鳴が聞こえて
きそうσ(^_^;)」
ヒラキを右往左往していた鮎が、今度は流れに乗り、下流に突っ走り始めるのを、
「ヤベッ」と自分も走って下り、必死で堪え、なんとか岸際に寄せるのに成功。
そしてそのまま「とぉ〜りゃ〜」と気合いで引っこ抜いたのは、25㎝、背中が
盛り上がった立派な鮎(*≧艸≦)

「はぁ〜良いのが居ますねぇ♪」
しばしタモの中の鮎に見とれます。
その後、陽が山に沈み、アタリが遠のいたところで23㎝を掛け、今シーズンの
鮎釣り、10匹で終了。

※右上の1匹はオトリ
シーズン最後に、23㎝・24㎝・25㎝と大物を掛け、楽しい時間が過ごすことが
出来ました。
今年は泳がせ釣りも覚えたけれど、やっぱり私は瀬ですね(*≧艸≦)